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買春は有罪、売春は無罪って???

paris

photo by Anirudh Koul

ものすごい「?」なニュースがありました。

フランスで6日、売春等の性的サービスを受けて対価を払った客を
処罰する買春禁止法案が成立しました。

買春した者には1500ユーロ、およそ19万円以下の罰金が科されます。
スウェーデン、ノルウェー、アイスランドが同じ法律で買春を禁止しています。

買春は違法、売春は処罰せず フランスで法案通過 –CNN

http://www.cnn.co.jp/world/35080858.html

 
この記事を、最初に読んだ時の感想は、「???」でした。
え〜っと、売るのは無罪、買うのは有罪ってことですよね?

本文中にもありますが、「まるでパン屋が商品を陳列するのは許しても、
客が買うことは許さないというようなもの」ですよね。

ちょっと訳が分からないですが、この法案の意味する所は色々あるらしいです。

例えば、売春をする人は貧困などのためにそうせざるを得ない人で、
買春する人は裕福な社会的強者であり、罰せられるべきである。という意味や、
ヨーロッパの売春を合法化しているオランダやドイツに反発するためなどがあるらしいです。

この流れがすぐに日本に来るとは思えませんが、
戦後の性風俗の歴史をみても、アメリカや欧米の圧力に負けて、
法律を厳しくしてきた経緯がありますので、安心できません。

近い将来、買春を禁ずるなんて事にならなければ良いなと思います。

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