風俗業界の未来に役立つニュースを紹介

【公式】警視庁から平成29年の風俗関係事犯の取締り状況等についての報告

30年3月8日に、警視庁のホームページに「平成29年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」が掲載されました。

性風俗に関わる人にとっては、とても興味深いデータだと思います。

↓読むのが面倒な方は、音声でどうぞ

平成29年における風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について|警察庁Webサイト

https://www.npa.go.jp/news/release/2018/20180308001.html

 

第1章の「 風俗環境の現状」にはじまり、第2章は、「 風俗営業者等に対する行政処分の状況」、第3章では、「 風俗関係事犯の取締り状況 」と、とても興味深い発表内容です。

是非、ご一読を。

まず一目みて気づくことは、パチンコ屋、ゲームセンター、キャバレーなどの警察が出した許可は、過去5年右肩下がりで減少しています。それに対して性風俗の届出(※性風俗は許可でなく届出)数は、上昇しています。もう少し細かく言いますと、ソープランドや店舗型のファッションヘルスは横ばいか、やや減少なので、無店舗型風俗のデリヘルのみで、上昇していることになります。平成29年末の届出数は2万1,398件で、前年より275件(1.3%)増加しているそうです。

更に細かく言えば、ネット上でポルノ画像や映像を配信する業者、映像送信型性風俗特殊営業も76件だけ増えています。

良いニュースとしては、風俗営業者等に対する行政処分(営業の取消し・廃止命令等、停止命令等、指示)は、年々減少しています。こちらも細かく見ると、違反の種類で1位が、「従業者名簿備付義務」が圧倒的に多く平成29年で1662件、2位が「従業者の確認義務等」が811件、いわゆる従業員名簿の不備だと思われるものが1位、2位です。

またこちらも良いニュースですが、過去5年間の風俗関係事犯(風営適正化法違反、売春防止法違反、わいせつ事犯、 ゲーム機等使用賭博事犯、公営競技関係法令違反)いわゆる、無許可営業や、売春防止法の検挙件数もどんどん減っています。

行政処分や検挙が減っていることは、本当に喜ばしいことですが、最近の性風俗業界の盛り上がりに欠ける現状、言い換えれば、以前はちょいちょい見かけた、ちょっと違反してでも儲けたい!って感じでは無い風俗業界の現状もあっての減少のような気がします。

乱暴な言い方ですが、検挙もちょっと増える位もっと盛り上がってくると、風俗業界も活気づくんじゃないか?と思ってしまいます。。。ほんと乱暴な言い方ですが。

 

(あしマガ)

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