社会保険で逮捕?社会保険法は、風俗業界をどう変えるのか?
僕が風俗業界で働きだして、もうすぐ15年になりますが、15年前に比べるて遥かに改善されているなぁと思うのが、社会保険です。
昔は、風俗店で社保完備なんて、夢のまた夢の世界でした。それが現在では、大手グループじゃなくても社保完備のお店がかなりの数存在します。
しかし今回の以下のニュースは、社会保険に入らなかったがために逮捕までいってしまった例になります。
↓読むのが面倒な方は、音声でどうぞ
風俗店グループ代表ら逮捕 健康保険法違反の容疑で|京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20180427000207
記事によれば、本来「健康保険の被保険者の資格を得たのに、5日以内に日本年金機構に届けなかった疑い。」とあります。簡単に言えば、健康保険に未加入ということは、保険料を納めなければいけないのに、怠ったということです。
現在、建設業界や飲食業界で、保険未加入会社を厳しく取り締まっているのと同様、風俗業界でも未加入会社の風当たりは強まる一方です。社会保険って、保険と名前がついていますが、実際は税金ですよね。税金なんだから、払うのは仕方ない気もします。しかし、実際に自分が高齢者になって年金がもらえるかどうか?という話になると、無理でしょ?って思うから、そんなものに払いたくないなぁという感情も理解できます。
また風俗業界は、お役所から「叩けばほこりが出る」と思われていると思いますし、警察と税務署がセットでくるというのも、あるあるです。
これからは、警察、税務署、日本年金機構がセットでくるというのがトレンドになるかもしれません。
(あしマガ)