風俗店の社長は、どんなオフィシャルサイトを望んでいるか?-その3-
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今回は3回目。あなたが風俗店の社長なら、どんなオフィシャルサイトを作りますか?という問いに関して考えております。
最初から読みたい方は、コチラからどうぞ。
<-風俗店の社長は、どんなオフィシャルサイトを望んでいるか?-その1->、
前回に書きましたが、風俗店のオフィシャルサイトを作成する場合のパターンは、新規オープン、お店のリニューアルオープン、お店の内容はそのままに、サイトのみのリニューアル、の3パータンです。
今回は、お店のリニューアルオープンの場合に関して考えていきたいと思います。リニューアルオープンといっても、ケースバイケースですが、店名もコンセプトもすべて変更で、一緒なのは経営者や働いている女の子のみ、という場合は、当たり前ですが、新規オープンするのお店のオフィシャルサイトを作る場合と変わりません。
ここで言うリニューアルというのは、店名は一緒だけどお店のコンセプトを変更する。例えば普通のヘルスだったのが、イメクラになるであったり、学園系のソープランドだったのが、OL風のソープランドになるなどの、店名やURLや、住所や、メアドなど、引き継ぐものがある場合、という想定です。
2,お店をリニューアルするので、サイトもリニューアルしたい場合
<メリット>
・制作期間をとれる
新規店舗の場合と違って、既にオフィシャルサイトがあり、営業できているので、新しいオフィシャルサイトの完成時期に合わせてリニューアルをかけれます。したがって、製作期間をしっかりいただける場合が多いです。
・既存の使えるものがある
例えばドメイン(URL)、サーバー、管理システム、ロゴ、など引き継ぐ物があると、それを使い回せます。新たに用意しなくても良いというのは、制作時間の短縮に繋がります。
・コンセプトが明確である
現状のお店の状態が悪く、お店の売上を伸ばすために内容をリニューアルする場合、コンセプトは明確になっている場合がほとんどです。逆を言えば、新たなコンセプトがあるのでリニューアルしようと思ったわけです。コンセプトが明確であればあるほど、サイトの作成は楽に、スムーズに感じます。やりたいことを効果的に見せるサイトづくりを心がければ良いので、色、雰囲気、コンテンツなども自ずと決まりやすいのがその理由です。
<デメリット>
・既存の使わなければならないものがある
ん?メリットと矛盾していない?と思うかもしれませんが、既存のものを使うことが、逆にデメリットになる場合も、よくあります。
例えばロゴを引き継ぐ場合も、ロゴの雰囲気とオフィシャルサイトの雰囲気が全く違うものを作るわけにはいきませんので、デザインの制限がされるということです。
URLを引き継ぐ場合も、面倒な場合があります。実際に起こったケースですが、現在は違う制作会社でオフィシャルサイトを管理しており、リニューアル後に弊社で管理するという場合、ドメインの移管(引き継ぎ)を拒む会社がたまにあります。お店の人は、ドメインの権利は、当然お店が持っていると思っていますが、契約上は制作会社になっている場合がほとんどです。そのため、その会社がドメインの受け渡しを拒否した場合、どうにもなりません。そこを制作会社と交渉し、なんとか譲ってもらうという面倒な作業が発生しました。
<気をつける点>
リニューアルなので、絶対の締切期限がない場合が多く、それがアップ日の延期に繋がります。アップ日の延期、制作期間の延長は、単純に製作コストが余計にかかっていると考えなければなりません。そして、制作日数が増えても、制作費用の上乗せは、なかなか厳しいです。なぜなら社長さんは、日数が増えたからといって、作る量・ページ数は同じでしょ?と考えるからです。実際は、修正費用や人件費がかかりますので、損してしまいます。なのでアップ日はきちんと守ったスケジューリングが重要になります。
次回は、古くなった、飽きた、などでリニューアルするパターンを書きたいと思います。
(あしマガ)