オフィシャルサイトを作らず、ヘブンのみで営業するお店について考える2
前回、風俗店の情報を掲載するサイトには2種類あって、まず1つ目が、そのお店がオリジナルで制作・運営ををしているオフィシャルサイト。そして2つ目が、風俗店の情報をまとめて比較するためのポータルサイト。というご説明をしました。(前回の記事はコチラ)
ユーザーにとっては、どちらも同じ情報が出ているので、オフィシャルサイトをわざわざ見に行く必要は無いんじゃないか?と思われがちですが、私個人的には、オフィシャルサイトにはオフィシャルサイトの存在価値があると考えます。
しかし、ポータルサイトの多情報化、複雑化によって、オフィシャルサイトを運営する意味がないと考えている風俗店が増えた気がします。
今回は、なぜポータルサイト、例えばヘブンのお店ページのみで運営する店舗が増えたのかを考えたいと思います。
理由1:情報の量、質、リアルタイム感の向上
2000年代のポータルサイトであれば、お店のニュース、在籍写真、出勤情報くらいの情報しか掲載されていなかったので、お店が暇な時に突然やるゲリラ的なイベントや、女の子の面接後にすぐ決まった体験入店情報や、在籍コンパニオンのランキングなどを知るためには、ポータルサイトに掲載されているオフィシャルサイトへのリンクへ飛び、オフィシャルサイトを確認しなければなりませんでした。
しかし、現在のヘブンなどのポータルサイトは、お店のニュース、在籍写真、出勤情報の他にも、写メ日記、イベント情報、求人情報、体験入店情報、新人情報、即いける女の子の情報、女の子の動画、などをお店が更新可能です。
オフィシャルサイトよりも多機能な場合も多く、ヘブンなどポータルサイトのお店ページを活用すれば、お店の情報が簡単に、大量に、リアルタイムにユーザー(あくまでそのお店のユーザーではなく、ヘブンのユーザーですが)へ届きます。
理由2:Googleなどの検索結果の重要性
一般的に、風俗を利用するユーザーが風俗を探す場合、どうやって探すのでしょう?たいていは、Googleや、YAHOOなどの検索で「新宿 風俗」とか「新宿 デリヘル」とか、「吉原 ソープ」とか「川崎 ソープ」などの検索ワードで風俗店を探します。
上記のような検索ワードで、検索したページで上位に表示されないと、ユーザーの目に止まりません。そして、オフィシャルサイトがそのページの上位に上がることは極めて難しい、というのが現状です。
なぜなら、Googleは風俗を探すユーザーのために、風俗の情報量が多いサイトを上位に表示します。1つの風俗店のオフィシャルサイトの情報量と、何百、何千とういう風俗店が掲載されている風俗ポータルサイトでは、必ずと言って良いほど「ヘブン」や「風俗じゃぱん」などポータルサイトが上位に表示されます。
どうせ、自分のお店のポータルサイトが上位にならないのであれば、オフィシャルサイトを作らずに、ポータルサイトのみで営業をしても一緒と考えるお店があるのはこのためです。
以上のような理由から、ポータルサイトのみで運営する店舗が増えたのではないかと思います。
こうして考えてみると、オフィシャルサイトの意味ってあまり無いんじゃないかと思われますが、繰り返しになりますが、オフィシャルサイトの意味はあると考えております。
3回位で終わるつもりでしたが、終わりそうもありません。。。まだまだ続きます。